■「後輩の家」経過報告
新築戸建住宅
「後輩の家」が載りました・・・
雑誌「新しい住まいの設計」Webサイトの”オープンハウス巡り”に掲載していただきました。編集部の皆様、取材して頂いた建築家 中平勝先生、ありがとうございます。
「後輩の家」では新たな動きが発生しています。
お子様が生まれました!
子供を取り巻く環境で、この家がどのように変化していくのか。。。。
今後も追跡させていただき、ブログにUPします。
追跡第一弾は今週末を予定。
「後輩の家」・・・オープンハウス、そしてその前日
8月10日
施主である後輩の御好意でオープンハウスを開催し、無事に終えることができました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
後輩と周波数をガチっとロックさせて出来上がった家。
今後も経過を追わせていただきます。
そして、その前日です。
まずは工務店から施主への引渡です。引渡関係書類とカギが手渡されました。
そして到着したのが、玄関の「階段」です。
玄関土間から1階の床までは70cmほど高さがあります。それを解消する階段です。施主がデザインから制作手配まで全てを行いました。私は施主から送られてくる計画図に対して「いいんじゃないの~。」と返事した程度。で、完成品を見て納得です。形状は階段ですが、完全にソファです。硬すぎず、柔らかすぎない感触が抜群です。玄関で靴を脱ぎ、家へと上がる一歩目がなんとも優しいのです。「おかえり。」「いってらっしゃい。」と足の裏へそっと囁いてくれるような階段です。
さて、argの現場では恒例(ってか半強制?)になりつつある施主と大西ゼミ生達による合同のDIY作業の開始です。
今回は床のワックス掛けでした。ここでも施主の同僚「Y田」さんが大活躍です。学生が休憩していても脚立の上で作業中。
学生達にマスキングテープ貼りの指導、木製建具への保護剤塗装と、一番忙しく動いてくれていました。そして私は記録係。サボっていた訳では無いのですが。。。。
施主奥様のお手製カーテンも収納スペースに吊られました。ファブリックはmarimekkoです。ビビッドなカラーが空間を程よく引き締めてくれています。
作業が終わり皆で記念撮影。
DIY作業だけでもこの人数です。
沢山の人の思いが集まって1つの家がやっと完成するのです。
「後輩の家」美装完了・・・
美装も完了し、明日は施主と私で最終検査です。
不具合個所等が無いかのチェックを行い、あれば手直しの指示を工務店に与えます。
いよいよ大詰めです。
今まで養生していた床のシートも剥され、どっぷりと浸かるような畳コーナーには畳が敷かれました。いい匂いです。新しい畳の匂いは「新しい家」の象徴のように感じます。
そして猫のように居心地を探る施主であります。
この家の大きな特徴の1つとして、玄関に大きな段差があります。
その段差を解消する「階段」は施主プロデュース作品です。
鉄骨でフレームを組み、段板は・・・。もう少しナイショということで。
そんな鉄骨下地を黙々と塗る男の写真が1枚メールで送られてきました。そこには・・・。
大西様
プロセスがモットーの家づくりに欠かせない写真、
「我が家階段を塗る男」を添付します。
我が社現場管理人「Y田」です。
この男、密かに良い仕事します。(職人を超えるときもしばしば)
洗面ミラーボックスもつけてくれました。
絶対ではありませんが、次回ブログ更新があれば載せてあげてほしいです。
名脇役として。宜しくお願いします。
施主
そうなんです。影で支えてくれる人達がいるからこそ建ち上がるのです。
建築家が「自分の作品」と呼ぶのは大きな間違いなのです。
Y田氏の雄姿、しっかりとブログに掲載させていただきました。
「後輩の家」・・・慌しく
内部では大工さんによる木工事が着々と進み、電気やら空調やら給排水やら、壁、天井などの内部に隠れてしまう部分の設備工事も同時に進み、外部では板金屋さん屋根葺き作業の大詰めと、慌しく現場が動いています。
スイッチやコンセント、照明やらクーラーの位置など、細かな部分のチェックに私も現場をあっちへ、こっちへと動き回ります。そして次の工程の打合せを現場監督と行い、施主への確認事項のリストアップと。
恐らく現場が一番忙しい時期です。
そして施主と現場で深夜に打合せ。
仮設電灯を灯し、浮かび上がる下地剥き出しの空間に愛おしさを感じてくれている施主であります。
「柿食えばハウス」の施主も仰っていました。
「竣工して引渡が完了すると、現場という呼び方では無くなる。それが寂しい。」と。
だから施主には、つくっている過程を存分に楽しんで頂きたいと思うのです。
「後輩の家」・・・祝!上棟
地盤改良から、基礎工事と、天候に左右されっぱなしでしたが、どうにか雨の合間を縫って上棟しました。
そしていつもなら完成した時のオープンハウスで、お友達や学生などに見ていただくことが多いのですが、今回は上棟時に施主の職場仲間や、私の教える学校の生徒が見学に訪れました。
図面と現場を照らし合わせながら設計意図を解読しようとする学生達。まだ完成していない姿から何を汲み取ることができたのでしょうか。見学レポートが楽しみです。
そして見学が終わり、いよいよ上棟式を迎えます。
お清めの「清酒、洗い米、塩、小豆」を盆にのせ、建物の4隅に順番に撒いていきます。そして、工務店が用意してくれた立派な御幣が、大工さんの手によって2階の柱(普通は小屋組に縛るのですが、今回は小屋組が無いので柱に。)に縛りつけられました。
そして、引き続き行われる工事が無事に進むように祈願して、乾杯です。施主、工務店、設計者、その他関係者が、改めて心を1つにする瞬間でもあります。さて、私も気持ちを引き締めて工事監理に励みます。
上棟式を無事に終え、今後の工事に関して工務店と少し打合せ、そして施主と共に2階へ上がってみました。
「細長い」って実はすごく心地よいコトだと改めて気付きました。守られているようで開いている。そしてフワァっと浮かんでいる。なんだかそんな感じです。
「後輩の家」・・・基礎配筋
ようやく基礎配筋まで工事が進みました。
施主、設計者、施工者立会いでの配筋検査です。
200mmピッチを守り、綺麗に配筋されています。
シンプルな配筋だけに手直しも特に無く、無事終了です。後はコンクリート打ちを待つのみ。ですが、またまた天候が不安定みたいですね。。。
雨降って地固まる。
ここは焦らずにじっくりと。。。。。
配筋が終わると、ある程度の床の広さを体感できるようになります。ですが、「思ったより狭いかも・・・。」と感じてしまう場合が多いと思います。
そして、上棟し、骨組みが出来上がると次は、「結構広いかも。」と感覚が変化してくるのです。高さ方向の情報が与えられることで、空間に広がりが発生するんでしょうね。
「後輩の家」・・・地盤改良どうする?
地盤調査の結果から地盤が思った以上に強く無いと判明し、地盤改良の方法を検討しています。
改良方法は2種類。
1、表層改良
2、柱状改良
ここからが問題です。地盤調査の結果から適正だと思われる方法を検討するのですが、単純にそれだけでは済まず、工事金額の面や、施工する業者の信頼性、地盤保証の有無、現場での施工性等、いろんな角度から検討した結果、柱状改良を選択しました。
結果、表層改良よりも少し高い金額となってしまいました。予想以上の出費が施主にのしかかります。設計者としても悩ましいところではありますが・・・。
ですが、
「このくらい改良しといたらまぁ大丈夫やろう。」
と現場での経験値だけで進められる地盤改良も多いと聞きます。
その経験値だけの勘が外れた先に待ち構える悲惨な姿・・・・。
そうならないためにもここはじっくりと検討し、施主、施工者、設計者の3者が納得のいく方法で進めたいと思い、少し時間をかけました。
ということで、地盤改良は今週末から。現場再開です。
「後輩の家」・・・地鎮祭
既存のカーポート、土間コンクリートなどを撤去し、地質調査を終え、8日に地鎮祭を行いました。
カーポートを撤去すると空が広がり、思ったよりも敷地が広く感じます。
そんな敷地に仁王立ちする施主です。ローアングルから撮影してみました。まだ表情に若干の余裕がありますね~。笑
これからドンドンと検討し決定するべきコトが出てきます。そしてそれに伴いカタチがジワジワと現れてきます。そしてまた他のコトを検討し、決定し・・・。
忙しくなります。それを存分に楽しみたいですね。楽しまないとモッタイナイです。
そして今日は晩から早速、施主と打合せでした。
地質調査の結果、地盤が少し緩いので地盤改良に関するコト。壁、屋根の色等に関するコトなどなど。。。。
「後輩の家」計画で見えてきたコト・・・
勉強会を重ねている「後輩の家」計画ですが、この敷地が持つキャラクターとして、
①親が住む敷地の一部に建つということ。
②物凄く細くて長い敷地形状ということ。
この二つがあります。設計者として面白く捕えるのは「細長い」という目に見えた単純明快な要素が考えられます。まずは単純にこの一番分かりやすい個性を元に計画をしてみました。敷地形状の特性を生かした「面白い」計画です。結果、個性的な建物になります。
この場合の建物(住宅)は「完全、独立型の戸建専用住宅」です。親が住む家の横に建つのですが、完全に独立して成立します。普通ならこれで良いと思いますが、何かひっかかります。本当に完全独立してしまっていいのかと。。。
今この点について後輩夫婦と話を進めています。
親が住む家は子世代が独立し、使われていないスペースが増えています。その横で将来を考えた少し余裕のある家が新築される。少し矛盾したことが起きてしまいそうです。
何か、親が住む家(母屋)と持ちつ、持たれつ、共生できるような少し弱い存在としての家が計画できないかと考えています。独立して頑張り過ぎない家。
あまりにも遠い将来を見てしまうと家は建ちませんが、そのようなことを踏まえて何か楽しく転じていけるような可能性のある家を計画していきたいと思います。
ということで、建物をどうするこうする以前の作戦会議から設計者として参加していきたいと思います。建築は「かかわり方の結果生じた副産物」だと思っていますので。
とういうことで、「なんとなく~」とか「まだ何の計画も無い」とお考えの方からの相談にも気軽に応じます!(←〆は営業口調で失礼。笑)
勉強会・・・
先日は(仮)プロジェクト!?「後輩の家計画」の打合せ(勉強会No.4)でした。
昼からarg事務所へお越しいただき、計画案の初プレゼン、予算やスケジュール、法律関係の話など、濃い打合せを行いました。
計画案をイメージしながら、見えていなかったコトが見え始め、いろんな問題も浮き出てきます。地面からムクムクと高さがバラバラなハードルが姿を現し始めるような感じです。逆にこのハードルが土の中に潜ったままの状態が一番恐く、現場が始まると掘削とともに姿を現すことも・・・。
そうならないためにも打合せ、打合せで話す、話す。です。そしてそんなハードルを確実にクリアーしつつ、楽しく前へ進めていきたいですね。ということでクライアントである後輩夫婦へも沢山の「宿題」をお土産として差し上げました。笑
事務所での打合せを6時間弱?ほど行い、晩御飯を一緒に食べつつ、3時間弱ほど皆で「野望会議」でした。これもまたまた濃い内容で楽しい時間でした~。
勉強会・・・
先日は(仮)プロジェクト!?「後輩の家計画」の打合せ(勉強会No.3)でした。
いよいよ本格始動いたします。
めちゃくちゃ細くて長い家≒めちゃくちゃ間口が広い家
とも言えそうです。
後輩夫婦とワイワイ、ガヤガヤ言いながら楽しく計画していきたいなと思っております!
勉強会・・・
先日は(仮)プロジェクト!?「後輩の家計画」の打合せ(勉強会No.2)でした。
家自体をどうする?こうする?以前に、土地の問題や相続、税金に関する問題など、事前に検討しなければならないコトが沢山あります。そこを如何にクリアーしていくかで建築される家にも大きな影響を及ぼします。
「家」に絡むいろんな方向から話を膨らませ、可能性を見定めながら少しずつ絞っていく、輪郭をくっきりとさせていく勉強会です。
足元をしっかりと固めた後に計画される家は自由で楽しいモノになりますよ!おもいっきりジャンプできますよ!
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